スケールブーストリーフブレード

メタルジグやジグヘッドに装着することで、さまざまなターゲットに効果を発揮するブレード。人気のサワラゲームはもちろん、青物、カツオ、シーバス、ヒラメ、ロックフィッシュ攻略などでも基本的なチューンナップとなっています。ブレード面にスケールブーストを施したスケールブーストブレードの装着パターンはアングラーのアイデア次第。メタルジグのフロント、リアいずれかにセットしたり、ジグヘッドの専用アイにセットしたりする定番パターンに加え、多彩なルアーにさまざまなセッティングが可能。ルアーの持つ新たな可能性を拓いてくれるブレードです。

スケールブーストブレードはコロラドタイプとリーフタイプの2タイプをラインナップ。同サイズであれば波動、引き抵抗ともに大きいコロラドタイプ、波動、引き抵抗ともに小さいリーフタイプをターゲットや状況によって使い分けるのがセオリー。それぞれにM、Lサイズが用意されているのでルアーサイズや魚からの反応などで使い分けていただきたい。メタルショットTGボートサワラ スペアフックはメタルショットTGボートサワラ専用のスケールブースト仕様ブレード＆フックシステム。Mサイズのコロラドブレード、2番のシングルフックを採用。スペアとして、またはチューンナップ用として活躍します。

オシア メタルショットTG ボートサワラ スペアフックは、その名の通りメタルショットTG  ボートサワラ用のスペアフックシステムです。スペアパーツとしてオリジナルと同様の感覚で使えます。ブレードのシステムはしっかり手入れしているつもりでもスイベルが回らなくなっていることがよくあります。フックが劣化していることもあります。スペアフックは必ず用意しておきたいですね。ブレードにスケールブーストが採用されているので、オリジナルのセッティングとは光の反射の強さが異なります。オリジナルと使い分けてみても面白いと思います。

ブレードチューンパーツとして使用できるのが、スケールブースト コロラドブレードとスケールブースト リーフブレードです。メタルショットTG ボートサワラに使用するのはもちろん、自由な発想でいろいろ使ってもらえるパーツです。ブレード形状、サイズが異なりますので、セレクトするには基本的な特性を理解しておくことが大切です。コロラドタイプはリーフタイプより水を動かす力が大きいので、より大きな波動を生み出すことができます。反面で引き抵抗は大きくなってしまいます。リーフタイプはコロラドタイプより小さな力で回転してくれるので、高速巻きでも使いやすいと考えています。こうした特徴を前提にすれば、ベイトフィッシュのサイズに合わせてブレードのサイズを変えるチューニングもあり、です。ブレードのサイズを大きくすれば、水を動かす量が増えるので大きなベイトの動かす水の質量に近づけることができると思います。たとえばコロラド、リーフという形状の中の使い分けとしてはベイトが大きければサイズをMからLへと大きくします。形状の違いで同じことを考えるなら、リーフを使っていた場合は水を動かす力が大きいコロラドタイプにする、という感じです。こうした考え方でセッティングを変えていくと面白いと思いますよ。

チューンナップパーツとしては個人的にリーフタイプが好きですね。ゆっくり巻いていてもしっかり回ってくれるからです。たとえばトップウォータープラグでフックを３本セットする仕様のルアーを使うとき、僕は魚に余計な傷をつけたくないので、そうしたルアーを使うときはよくフックの数を減らします。リアフックを取ることが多いんですが、ただ取ってしまうとルアーのバランスが崩れてしまう。だからフックの代わりにブレードを使って抵抗を掛けるようにしています。アピール力アップにも役立ちます。ルアーが止まっていても回ってくれるのがリーフタイプなんですよね。

他の使い方の例としてはコロラド、リーフのタイプを問わず、普通のジグのリアにつけてキャスト＆リトリーブしてシーバスを釣ることもあります。マゴチ狙いのときに使うジグヘッドにセットするのも定番パターンとしてよく使っています。すごく効果的なときがありますよ。