いますぐ始められるフルセット
「渓流釣りの世界へようこそ~vol.25」でご紹介した『テンカラBBキット』は、竿とライン、ハリス、毛バリまでがセットになったオールインワンキットです。パッケージから出してすぐに釣りを始められるだけの道具が揃っていますが、初めて竿を握る人にとっては、初歩の初歩からテンカラ釣りをマスターしたいと思う方もいらっしゃるでしょう。
今回は動画にて、石垣尚男さんに仕掛けのセット法からキャスティング、毛バリの流し方まで、一連の手順をレクチャーしていただきます。破損等のトラブルを未然に防ぐには、道具を正しくセットする必要があります。キャスティングの基本を知ると、後のステップアップがグッと楽になるはずです。
まずは「仕掛けのセッティング」からご覧ください。
毛バリを流れに!
キャスティングをマスター
次は初心者にとって最初の関門となる「キャスティング」です。キャスティングの動作は、ラインを後方へ運ぶ「バックキャスト」と、毛バリをポイントへ飛ばす「フォワードキャスト」の2つに分けられますが、いずれも力任せに行うものではありません。
ちょっとしたコツを覚えると、誰でも無理なく竿を振ることができます。竿の角度やタイミングを身体で覚えるようにしましょう。
魚の付き場を探そう
毛バリを打ち込むポイント
続いて「ポイントの見つけ方」です。魚を釣るためには、毛バリを魚のいる場所へ打ち込まなければいけません。川の流れは複雑です。どこに魚が着いていて、どこへ毛バリを投入すればよいのかを知りましょう。
テンポよく探ろう
ヒットを呼ぶ毛バリの流し方
次は「毛バリの流し方」です。魚がいない、いても毛バリに反応しない場所を攻めても時間の無駄ですし、あまりしつこく毛バリを流すと魚がスレてしまうことも考えられます。効率よく魚を探っていくには、どのように毛バリを流し、ポイントを移動していくのかをご覧ください。
仕掛けの修復
基本の結びをマスターする
テンカラのメインフィールドは、頭上に木々が生い茂る渓流域です。ときに木の枝に仕掛けを引っ掛けてしまったり、魚を釣っているうちにハリスが傷んでしまうこともあります。一日釣りをするなかで、何度かはハリスを交換したり、毛バリを結び変えるといった場面に遭遇するはずです。
動画の最後は「結び編」です。正しい結びをマスターして、掛けた魚は確実に取り込みましょう。