まずは一般的な渓流釣りを前提に解説します。渓流釣りは足場の悪いところも多いので、川沿いに林道が走り集落が点在するような歩きやすい里川渓流から始めるといいでしょう。
山の天候は変わりやすいもの、事前に天気を確認しておくことも大切です。快適な釣行をするため、雨具の装備や季節に応じた服装も準備してください。無理な釣行をせず、暗くなる前には戻れるような余裕のあるスケジュールを組みましょう。放流も盛んに行われているエリアもあります。そんなところから始めてみるのも一案です。
マナー&注意点
釣りをするためには鑑札が必要で、河川によって釣り期間が設定されています。鑑札には日釣り券と年券があり、指定された販売店やコンビニなどのチケット発券機で当日券を購入できます。駐車場所は地元の車や他の方に迷惑がかからないなどの気配りをしながら駐車してください。
遂行は上流に向かって釣り上がることが基本。先行している釣り人や淵や堰堤などの大場所で釣っている方をやむなく追い越す場合にはひと声かけてください。私の場合、道路沿いで先行者の車が駐車してあるのか確認して、距離を十分にとった位置から入川するようにしています。
ゴミを持ち帰ることや挨拶などは最低限のマナーです。むやみに山菜なども採取すると処罰されることもありますからご注意ください。魚の持ち帰りサイズは管轄の漁協によって決められています。魚籠に入れると死んだ魚は小さくなります。キープする場合、決められたサイズよりも1cm以上余裕をもった方がトラブルがありません。また、紳士的な釣りを心掛け、乱獲は謹んでください。川へ降りる際は駐車スペースの周辺から踏み跡を辿りながら降りるのが一般的で安全です。貴重品などは車内に置かないこと。
情報
行きたい河川の漁協に問い合わせるか、漁協HPなどを閲覧。その他、雑誌やインターネットから解禁渓流情報を取得。どこへ行くか(漁協のHP、雑誌、新聞などで情報収集)この際、道路事情や水位などを検索できるサイトも閲覧しておくといいでしょう。国土交通省のHPなどで、道路情報や水位状況なども調べることができます。