第44話
駿河湾沼津沖のマダイ攻略
~誘って喰わせるタイミング~

シマノのモバイル魚群探知器「探見丸」を
使いこなして、沖釣りをもっと楽しく!
それが「もっと!探見丸」のコンセプト。
今回はシマノフィールドテスター松本圭一が
マダイを手にする決め手を伝授!

※探見丸は親機が搭載された船でご使用ください。親機がない船では使用できません。
※Tankenmaru SMARTは、Wi-fi対応のNEWアンテナを搭載した遊漁船のみでご使用になれます。
また、タブレット型の端末には対応していません。

最も喰いが立ったのは夕マヅメ。松本も2キロのマダイを釣り上げた


 初冬の青空に富士山が映える11月中旬、松本は駿河湾沼津の内浦湾に浮かんでいた。

 船は探見丸システムをフル装備する沼津久料港・魚磯丸の午後マダイ乗合。舵をとる松﨑英信船長は水深40~70メートルの定番ポイントのほか、自ら開拓した穴場スポットにも案内してくれる同宿のホープだ。

 スタートは大瀬崎沖の水深70メートル、指示ダナは海面下55メートル。早々に左舷トモの松本を含む数名が1キロ前後をキャッチして盛り上がったのだが、すぐにマダイは口を使わなくなってしまった。

  • ▲ 憂うつな一年を吹き飛ばす華やかな体色。年の瀬に向かってぜひとも1枚手にしたい

  • ▲ アベレージサイズは1キロ。数日おきに4~8キロの大ダイも浮上している

Strategy・戦略
反応が入った瞬間誘いを開始 落とし込みでアタリ連発!

  • 【画像A】超浅場の単体反応
    底から2~3メートルに86センチの単体反応が出現。水深20メートル以浅で映った反応はほぼ間違いなく船の真下にいるから、誘いを入れて喰わせる絶好のチャンスだ。

  • 【画像B】高めのタナ取り
    28メートルの赤い横帯は指示ダナに合わせたビシ、その上26メートルの赤く短い横帯が高めにタナ取りした松本のビシ。ここからジワジワと落とし込んでマダイを連釣した。

 湾奥方向へ移動しながら水深40~50メートル付近を探っても状況は好転せず、少し陽が傾いたころ「試しに浅場を攻めてみましょう」と松﨑船長。そこは水深19.5メートル、タナは上から8メートルという超浅場の穴場ポイントだ。


「おっ、デカイのが船下をウロウロしてますね……」


 しばらくしてコマセが効きだしたころ、探見丸を見つめる松本がつぶやく。時どき単体反応が映っては消え、ACCU-FISH®機能の魚体長は60~86センチを示していた(画像A)。


 ここから松本は指示ダナより2メートル高い、海面下6メートルにタナ取り。そして探見丸のモニターに単体反応が出現した瞬間、スッ、スッと付けエサを落とし込んでいく。


 コマセを詰め直し、探見丸の反応に合わせて落とし込みを繰り返していると、ココッ、ズン! 海攻 マダイ リミテッド S250が美しいアーチを描いた。


 軟らかなロッドが浅場ならではのマダイの横走りをかわし、慎重にヤリトリしながら浮上させたのは2キロ強だ。


 探見丸を活用したこの喰わせパターンは、夕刻に1時間流した久料沖の水深41メートルでも炸裂。指示ダナは28メートルだが松本は26メートルと高く取り、マダイ反応をモニターで確認しながら付けエサをゆっくりと落とし込む(画像B)。


 結果、松本は午後5時の納竿までに0.8~2キロ級を4枚連発! 終わってみれば計6枚のマダイほか、オオニベ、イサキ、ハナダイなども釣り上げてダントツの竿頭となり、爽快な笑顔で下船した。


  • ▲ 夕暮れの富士山を間近に仰ぐ心地よさも、沼津ならではの魅力

  • ▲ 軟らかな喰わせ調子の海攻 マダイ リミテッド S250を愛用

  • ▲ 日没前後の1時間で4枚を釣り上げた松本

  • ▲ オオニベも登場。当地では「普通に交じる魚」になりつつある

  • ▲ 反応に合わせて付けエサを落とし込むと、ココッ、ズン!と喰い付いてきた


「最後の4枚は、26メートルから1メートル落とし込んだところでアタックしてきました。上に浮いてきた喰い気のあるマダイを狙い撃ちできましたね」

 松本のコメントにうなづく松﨑船長も、
「探見丸をうまく使いこなしている人は、マダイの反応が入った瞬間に何かしらの誘いをかけています。これは大きなアドバンテージでしょう」と言う。

 探見丸はとても有用な情報を与えてくれる心強いツール。常に先手を打っていく攻めの釣りで、狙いどおりの1枚をキャッチしてほしい。


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