セフィア SS

セフィアSSは、全14モデルという豊富なラインナップで、アオリイカ狙いのエギングはもちろんだが、それだけにとどまらない、あらゆるイカ釣りに対応する。

中核をなすのは、エギング用となる8フィート6インチおよび8フィート3インチレングスのモデルとなるだろう。特に、S86は、遠投性と操作性を両立する汎用性の高さを持つ人気のレングスのため、MLを中心に、L、ML-S、M-S、M、MHと、6つのパワーを用意。ポイントのシチュエーションやターゲットとなるイカのサイズ、使用するエギのサイズなどに応じた、きめ細かいチョイスが可能。

ショートレングスモデルでは、S76、S79というモデルが選択でき、特にS76に関しては、小型のエギを使用したシャローのラン&ガンエギングなどに向く他、ケンサキイカやスルメイカなど、ツツイカ狙いにも最適な選択肢となっている。

セフィアSS最長モデルがS93ML。ロングレングスを活かした圧倒的な飛距離で、フレッシュなイカが潜む手つかずのエリアをも攻略できる一本だ。

なお、パワー表記の後ろに-Sの付くモデルは、ソリッドティップ採用モデルを意味する。前モデルのタフテックαから進化し、さらに高い強度を持つタフテック∞を採用。繊細なエギの操作や微細なアタリを確実に乗せるようなゲームにオススメ。

新しいセフィアSSは、きめ細かいモデルラインナップで、進化し、多様化するエギングをしっかりとフォローする。

新しいセフィアSSは、デザインを一新。グレードを超えた高い完成度で、手にしたアングラーに高い満足感を与える。グリップ周りは、人間の手の形状に合わせてEVAを立体成型。握り込んだ際に違和感なく力が入ることで、あらゆる操作体験を向上させる。

また、新しいセフィアSSは、23セフィアSSリールと統一のデザインコンセプトとカラーを採用しているため、セットで使用した際に、高い一体感や操作感を得られるようになっている。

リールシートには、高いホールド性と軽量高感度な、パーフェクションシートXTを採用しているため、水中のエギの状態や潮流、微細なアタリなどをより把握しやすいのが特徴。

重量：3,550g　　胴長：58cm

ロッド：セフィア SS S79ML

リール：セフィア SS C3000S

メインライン：セフィア8+ 0.6号

リーダー：セフィア マスターフロロリーダー 3号

エギ：セフィア クリンチ ロングアピール ジェットブースト 3号　オレンジブルーG

セフィアSSは14モデルという豊富なラインナップがあるのが大きな魅力です。各番手、どれも完成度が高い。７ft６inから９ft３inのモデルまで、どれも使いやすく、ロッド全体のバランスが良い。

今までのこのクラスのロッドとは比べ物にならないクオリティを実現していることに驚いて頂けることでしょう。デザイン・カラーも洗練されていてクール。ブランクスに施された赤のグラデーションが私の好みですね。

私のお気に入りはS79MLとS93ML。S79MLは取り回しが良いので、シャローをショートキャストで撃っていくのにとても使いやすい。足場が低いところ、後ろが振り抜きにくいところでも気にせず使えます。私は春イカシーズンは長いロッドを使うことが多いのですが、それはラインスラックを長く出した状態でロッドを操作することで、エギをスローに見せられるからですね。S93MLは遠投性能が高く、風が強い日でもラインメンディングがしやすい。春イカ攻略にぴったりのアイテムですよ。

あと個人的にS76UL-Sは注目して頂きたい番手ですね。アオリイカじゃなくてヒイカもできるし、メバルとか他のライトゲームで遊んでも面白い。S86MHはパワー重視で、ウィードエリアをガンガン攻めていきたい人にぴったりでしょうね。柔らかいロッドが好みの人、硬いロッドが好みの人、女性アングラーなど、いろいろなニーズに答えられるのがセフィアSSです。

セフィアSSを使って感じたのは、クラスを超えたクオリティと性能です。先重り感やダルさなどは一切なく、感度や軽さは上位モデルのロッドに迫るレベルです。普段、このクラスのロッドを使っている人がセフィアSSに持ち換えたら、その差のにきっと驚くはずです。

あとは、豊富なラインナップが揃っているのもすごく嬉しいですね。各々のスタイルにマッチした１本を見つけやすい。ちなみに私はS86L、S80ML、S89MLを選択して使いました。S86Lはオールマイティロッドで、シャローをテンポ良く撃つような釣りにも最適ですし、回遊待ちをするのにも対応しています。Lパワーでしなやかなので潮の重さを察知しやすいというのも特徴です。S80MLはこれまでのセフィアSSにはなかったレングスで、これが絶妙でちょうどいい長さなんです。長過ぎず短過ぎない長さなので、キャスト時にも振り抜きやすく、シャローをラン&ガンしていくのに最適ですね。

S89MLはロングアピールしたいとき、飛距離を出して使いたいときに重宝します。私のホームである伊豆半島では回遊待ちの釣りが多くなるのですが、そういったときに遠投して長くアピールできるロッドですね。

どの番手も明確なコンセプトの元で設計されているのが、使うとすぐにそのコンセプトを実感頂けると思います。どのアイテムも使いやすいので、みなさんもぜひ試してみて欲しいですね。