バンディットキハダS210×高橋哲也 in 石垣島 【スピニングキハダロッド】
近年日本全域で大型のキハダの釣果が相次ぎ、100㎏サイズがついに視野に入ってきた。バンディットキハダは穂先~穂持ちの柔軟さは残しつつ、スパイラルXコアとハイパワーXで全身を締め上げた。それにより、ビシの安定性や喰い込み性能に磨きがかかり、強靭なバットパワーによりモンスタークラスのキハダを浮かせるパワーを両立させた。また、待望のスピニングモデルもラインナップに追加。ライブベイトやエビングといった釣法に対応。多様な釣法・エリアでキハダドリームをその手に。
※S210にファイティングボトムF-1は付属しません。(装着は可能です。)
バンディットキハダS210×高橋哲也 in 石垣島 【スピニングキハダロッド】
【待望のスピニングBGロッド】バンディットキハダS210×高橋哲也 in 石垣島 Short Ver.
100kgが射程圏内となっている現在のキハダ釣りにおいて、ロッドに求められる強靭さは以前のそれと次元が異なっています。ドラグを滑らせてキハダを走らせ、一見慎重にファイトするように見える相模湾のコマセ釣りは、ファイトタイムが長時間に及ぶからこそ、わずかなロッドのブレやネジレが想像以上に大きな差となって現れます。つまりモンスターキハダと対峙するときロッドが強いのは当たり前、その上で、いかにブレず、ネジレに強いか、その精度の高さが問われます。
バンディットキハダのブランクスは曲げ、ネジレ、つぶれなど、あらゆる方向に対してさらなる高強度化を徹底追求、ロッド性能を根幹から高めるシマノ独自の基本構造スパイラルXコアを採用。スパイラルXコアはナノアロイ®テクノロジーにより実現した高強度樹脂を用いたカーボンテープを使用することにより、一般的な構造との比較で、ネジリ強度1.4倍、つぶれ強度2.5倍を達成(当社比)。さらにスパイラルXとの比較でも、ネジリ強度10%アップ、つぶれ強度15%アップを達成(当社比)。
さらにスパイラルXコアの最外層の上からカーボンテープをX状に締め上げることでファイト時やキャスト時に発生するネジレをさらに抑え込む強化構造ハイパワーXにより武装。
このパワフルブランクスを採用することで、100kg、それ以上のスーパーモンスターキハダをも視野に入れたキハダ専用ロッドが誕生しました。さらにベイトモデル2種に加え、エビングとライブベイトに対応するスピニングモデルもラインナップしています。
※ナノアロイ®は東レ(株)の登録商標です。
全身全霊でモンスターとファイトする【170】
ブランクスの進化とともに巨魚とのスタンディングファイトを楽しむため、近年の大物ロッドはショートレングス化が進んでいます。バンディットキハダ170はその最先端ともいえる手持ち&スタンディングファイトモデル。強靭なバット部をリフトさせたときカーブの頂点、つまり支点が釣り人から近い位置となるため負担が軽減され、振り回されにくく安定したスタンディングファイトを可能にします。さらに短くても仕掛けの安定性と喰い込みを損なわぬよう、穂先から穂持ち部にかけては19バンディットキハダ 170よりしなやかに仕上げることで、短くても喰わせやすいスタンディングモデルとなっています。
キハダ船の特性を熟考した実践的モデル【190】
190は置き竿での仕掛けの安定性や喰い込み性能、クッション性に優れたミドルレングス。実釣では終始手持ちで釣り続けるだけでなくロッドキーパーに置いている時間もある。そんな時にも仕掛けを安定させ、キハダのアタリを弾くことなく喰い込みを促します。また、モンスター級とのファイトにおいてもスタンディングだけでなく、ロッドをキーパーに固定して巻き上げる際にもクッション性と長さにより不意の引きや船の上下動に対応。かつ、強靭なバットでウインチファイトでしっかりと魚をリフトするパワーを併せ持ちます。言うなれば「ハーフスタンディング・スタイル」に即した、キハダ船の特性を熟考した実用的なモデルです。
生きイワシを使用したフカセ釣り、通称「ライブベイト」によるキハダ釣りは関東エリアにおいてコマセ釣りが本格化する秋までの主役釣法。そして沖縄を中心とした南西諸島においてもライブベイトの釣りは欠かせません。また、関東のコマセ釣り船においては8月の開幕からしばらくはソフトルアーを使用した「エビング」に釣果が集中することもあり、共に人気釣法となっています。
ライブベイトではイワシの泳ぎを妨げることなくラインを抵抗なく送り出すことができ、エビングでは重心が下にくることでシャクリ動作を軽快に行えることから、この2釣法においてはスピニングモデルが適します。そして誕生したのがキハダ専用スピニングモデル、バンディットキハダ S210。
グリップには滑りにくく、エサの臭いがつきにくく手入れが楽なクロスカットEVAを採用。また、ライブベイトを送り出す際のラインの穂先ガラミを低減させつつ、糸抜けの良さも両立させるガイド径にもこだわりが詰まっています。まさに釣り人が待ち望んだキハダ専用のスピニングモデルが登場しました。
理想のキハダ竿とは?と聞かれると…一概には言えませんが、僕は魚を浮かせられる力があって、置き竿にした時にも仕掛けを安定させられるしなやかさがある竿がいいと思っています。浮かせられる、というのはパワーがある、ということですが、近年、相模湾をはじめ各地に回遊するキハダは30kg以上が当たり前、60〜70kgは珍しくなく、100kgまで視野に入っているうえ、ビーストマスターMD6000などリールも強くなっていますから、竿に求められるパワーは以前よりも高いレベルで、理想という意味で言えば、上限は未知のレベルとなります。
その中にあって、新しいバンディットキハダは98kgのキハダを釣り上げた実績を持つ23アルシエラキハダの調子設計を踏襲、十分にファイトできるパワーを持つキハダ専用竿に生まれ変わっています。また、置き竿時にも仕掛けの跳ねを押さえ喰い込みを促す穂先のしなやかさも前モデルから進化した点です。穂先がしなやかですから、キハダはもちろんカツオ釣りにもおすすめできます。
ベイトモデルは170と190。170は手持ちでアタリを待ち、スタンディングファイトで挑むショートモデルです。自分はテストで30kgクラスのキハダを掛けましたが、十分にファイトを楽しんで寄せてくることができました。
190は置き竿よし、手持ちよし、といったモデルで170より若干曲がり込む調子に仕上がっています。それなりに重いリールを使うキハダ釣りでは竿を持ち続けるのが大変で、とくに置き竿になりがちですが、探見丸に反応が映ったときや、反応に先回りするときは竿を持って挑みたいもの。このように基本的に置き竿、肝心なときは手持ちで使えるのが190。キハダを掛けた後のファイトでも手持ちと置き竿、好きなほうで楽しんでいただければと思います。
S210はライブベイトとも呼ばれるイワシのフカセ釣りとエビングに対応するキハダ専用スピニングモデルです。2.1mの全長はキハダとパワー勝負ができ、かつ、船下に入られたときにも対処できる適切な長さといえます。また、ラインが絡まないように穂先に張りを持たせているため、フカセ釣りにありがちなライントラブルが少ないのも特徴。もし、竿が強くて体力的にきついと感じたら、ドラグを緩めてキハダの引きをいなしつつファイトを楽しんでください。
船の大物竿に久々のスピニングロッド、バンディット キハダS210が登場しました。以前オリゾンマーレというスピニングロッドがありましたが、この竿は遊び心から、かなり柔らかく設定したたため、ちょっと使いづらいという声もありました。そこでバンディットキハダS210はオリゾンマーレよりも全体をシャキッとさせながらも柔らかく、釣り人が楽をできる、絶妙でしなやかな調子に仕上げました。フカセはもちろんエビングにも対応できますが、個人的にはPEラインにリーダー、一本バリのフカセ仕掛けが最も魚の引きをダイレクトに感じられて楽しめると思います。
さて、気になるのは狙えるターゲットのサイズだと思いますが20、30kgから70kg以上のデカイ魚がメイン。キハダはもちろん、GT、カジキ、大型ハタなどが射程でしょうか。リールのサイズ、巻く糸の号数、これらを変えることで、とても幅広いサイズと魚種への対応が可能となります。
この竿は実際に持って曲げてみたら、かなり柔らかく感じると思います。これで大丈夫かって思う人がいるかもしれませんが、それは逆です。デカイ魚になるほど柔らかい竿の方が人間が楽。デカイ魚のためにはもちろんリールも大きくしますが、巻く糸は太くし過ぎないでください。糸の太さを気にするより、糸をより長く巻いておけば糸が無くなりにくい。糸が太いから、竿が硬いから大きいのが獲れるわけではありません。30kgクラスのキハダならよく走っても100m〜200m。このサイズなら太い糸でも構いません。でも100kgクラスが突っ走れば、あっという間に200m〜300m以上です。PE8号300mの糸巻量ならすぐ無くなってしまいます。この場合は、PE6号に落として、糸巻量を増やし、時間をかけて獲る…ということをおすすめします。餌釣りでの1本バリ仕掛けでのやり取りはポッパーやジグで釣るよりもはるかに魚の引きが強いと思います。この竿は長時間のやり取りでもバテにくい、人間の体力も考慮した設計になっています。
一方、浅いところのデカイ磯マグロや大型ハタ狙いの横流し。こういう場面では太いラインで攻めたほうが良いですね。横流しで、出した糸の量が多いと魚が下に潜ったらすぐ根に行ってしまいますから。逆に沖の深いところでカジキなど100kgを超えるような巨大な魚を狙うなら糸を細く長くです。浅場と深場、1本の竿でどちらもできるバンディット キハダS210。豪快に曲げてお楽しみください。
大型魚とのファイト時にも、リールをガッチリ固定できる洗練されたデザインを採用したシマノオリジナルアルミシートです。リールの脚を固定するパーツは平面設計により固定力がさらにアップ。また、リールのガタつきを抑え傷つき防止のために樹脂製クッションを装備、さらにシートの弛みを防止するためのクッション付ダブルナットを装着しました。
高強度素材の採用で進化した、次世代の基本構造。
シマノ独自の設計・製造方法により、曲げ、ネジレ、つぶれなど、あらゆる方向に対して、さらなる高強度化を徹底追求。ロッド性能を根幹から高めるシマノ独自の基本構造スパイラルXに、ナノアロイ®テクノロジーにより実現した高強度樹脂を用いたカーボンテープを使用。選りすぐりの素材でさらなる高強度化を実現しました。一般的な構造との比較で、ネジリ強度1.4倍、つぶれ強度2.5倍を達成(当社比)。さらにスパイラルXとの比較でも、ネジリ強度10%アップ、つぶれ強度15%アップを達成(当社比)しました。
※ ナノアロイ®は東レ(株)の登録商標です。
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キャスト時やファイト時に発生するネジレをさらに抑え込む強化構造。スパイラルXの最外層、あるいはカーボンシート縦横交差構造の上からカーボンテープをX状に締めあげていくのが特徴。これにより、ロッドの曲がりが釣り人の意図する方向性を保持し、ブランクスが持つ本来の性能がフルに発揮されます。
品番 |
全長(m) |
継数(本) |
仕舞寸法(cm) |
自重(g) |
先径(mm) |
ジグウェイト(g) |
錘負荷(号) |
リールシート位置(mm) |
リールシートタイプ |
カーボン含有率(%) |
本体価格(円) |
商品コード |
JANコード |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
170 | 1.71 | 2 | 139.3 | 380 | 2.6 | - | 80-400 | 307 | DOWNLOCK | 67.6 |
59,000円 |
271242 | 4969363271242 |
190 | 1.91 | 2 | 159.3 | 400 | 2.4 | - | 80-400 | 307 | DOWNLOCK | 64.3 |
59,500円 |
271259 | 4969363271259 |
S210 | 2.10 | 2 | 148.3 | 350 | 2.2 | 120-300 | - | 394 | DOWNLOCK | 60.2 |
59,500円 |
271266 | 4969363271266 |
※S210にファイティングボトムF-1は付属しません。(装着は可能です。)
※ファイティングボトム装着時のリールシート位置S210(394+26=420mm)、170・190(307+26=333mm)
フェルール内で継いでいます。
※リールシート位置:ダウンロックは竿尻からリールシート後部固定フードまでの長さです。