アントラージュ 3.0号/3.0号 フラッシュブースト

2024年ティップエギング新製品テスト釣行 in 韓国【アントラージュ3号】【セフィアSSティップエギング】

【24AW新製品 オフショアエギング】アントラージュ3号・セフィアSSティップエギング・セフィアXTUNEティップエギングS510ML+-S / 富所潤【シマノオンラインフィッシングショー】

ティップエギング専用エギに欠かせない実釣性能は「速いフォール・クイックなアクション・ステイの安定性」の3つです。この3要素を高次元で融合し、カタチづくられたのがセフィア アントラージュシーグル3.5号であり、その実力は全国各地のフィールドで実証されてきました。このシーグル3.5号で練磨した3要素（速いフォール、クイックなアクション、ステイの安定性）を受け継ぐのが、セフィア アントラージュ3.0号とセフィア アントラージュ3.0号フラッシュブーストです。3.5号から3.0号へダウンサイジングした大きなメリットの1つは、アオリイカに対する見せ方に変化をつけることができるという点でしょう。例えば、ターゲットのアベレージサイズが小さい秋イカシーズンは、3.0号のサイズ感がピタリとハマり、ゲーム展開の主軸としても、また切り札としても活躍してくれるはずです。しかし、このアントラージュ3.0号は、対小型イカの専用エギではありません。警戒心の強い大型のアオリイカに、あえて小さなシルエットで違和感を与えず喰わせるという使い方も効果的なのです。アントラージュ3.0号は、シーグル3.5号のS0に相当します。なので、3.5号でアタリがないときに、アントラージュ3.0号に替えて反応を引き出すなど、戦略の幅が広がり、アプローチできるターゲットも増えることが期待できます。獲れなかったターゲットの反応を引き出す、これが アントラージュ3.0号と アントラージュ3.0号フラッシュブーストに秘められた強みであり、魅力でもあるといえるでしょう。

軽いエギはフォールスピードが遅くなります。また、ボディは小さくなるほど、フォール中やステイ中の姿勢の安定感が低下する傾向にあります。しかし、セフィア アントラージュ3.0号/3.0号フラッシュブーストは、小型化によるデメリットをスタビライザーフィンを搭載することで解消。フォール中はフィンが水を切ることでブレのない真っ直ぐな姿勢をキープし、素早くボトムがとれ、着底感もわかりやすくなるというメリットももたらします。フォール中の姿勢が安定すれば、アオリイカの反応も増えることが期待できるでしょう。また、エギがスパイラル状に沈むことを抑制する効果があるため、カンナがラインを拾うトラブルも軽減。シャクリ後のステイもスタビライザーフィンがブレを防ぎ、ピタッと姿勢を安定。動から静へメリハリの利いたアクションが演出可能です。ロングステイでも姿勢の安定感が高いからイカに違和感を与えず、喰わせの間を長く取ることができます。アントラージュ3.0号の設計でもっともこだわったのが姿勢の安定性です。スタビライザーフィンの搭載で、シーグル3.5号で求めた釣れるエギの要素（速いフォール、クイックなアクション、ステイの安定性）を共有しています。

セフィア アントラージュ3.0号/3.0号フラッシュブーストのシャープで精悍な顔つきは、水切りの良さに優れます。そしてシャクリ抵抗が軽いから軽快な操作でキレのあるアクションを引き出すことができます。このシャクリ抵抗の軽さにより、シルエットが小さくてもクイックな動きでアピールが可能。シャクリでイカの捕食スイッチを入れ、スタビライザーフィンがもたらすステイの安定性でイカに躊躇なく抱かせる…シャクリ抵抗の軽減によるクイックなアクションが気難しい大型イカを仕留める一手になることもあります。

水を切り、シャクリ抵抗を軽減する3.0号のキールヘッドデザインは、フォールスピードを上げ、心地良いシャクリ感を実現します。さらにエラブタ部分の形状がマスクシンカーを支え、ガタを抑えることでマスクシンカーがよりフィットするというのも3.0号の大きな特徴です。3.0号のウェイトバリエーションはシーグル3.5号のS0相当で、もっとも軽いタイプです。軽いエギほどボトムがとれない、風や潮に流されすぎてしまう、というシチュエーションに遭遇しやすく、3.0号はウェイトを上げるためにマスクシンカーを装着する機会が増えます。このときマスクシンカーにガタが発生すると、アクションや姿勢などエギ本来の性能がより損なわれてしまいます。そこで3.0号のヘッドは、様々なマスクシンカーがしっかり固定しやすい形状を考慮してデザイン。マスクシンカーなしでは届かない領域に3.0号を送り込むことで、今まで釣れなかったイカが獲れる可能性が上がります。

カンナは速いフォール、クイックなアクション、ステイの安定性を損なわない範囲で大型のものを搭載しています。その大きさは3.5号相当。フッキング率が向上し、アタリをとって掛ける楽しさが膨らみます。バラシを軽減し、釣果アップも期待できます。さらにイカが横抱きしても掛かりやすい、というメリットも生まれます。3.0号の主戦場は秋時期で、イカが触腕を伸ばしやすい「喰わせ」のサイズですが、秋もシーズン後半となればキロオーバーも狙え、大型イカが横抱きするケースも多々あります。この場合、抱き込んだエギをスライドさせるほどの強いアワセでフッキングをする必要がありますが、通常の3.0号サイズのカンナではフッキングが甘くなりがちです。セフィア アントラージュ3.0号/3.0号フラッシュブーストに搭載された大型カンナはフッキング率を向上させます。全国各地のフィールドを想定し、イカのサイズを問わずフッキング率を上げるのが、この大型カンナです。

セフィア アントラージュ3.0号は、クリンチシリーズやシーグル3.5号でその威力が実証されているフラッシュブースト搭載モデルをラインナップしています。ボディに内蔵された、揺れて煌めく反射板が、フォール中やステイ中などエギを止めているときにも光の明滅を放ちイカを誘い続けます。3.0号のサイズ感以上のアピール力を発揮し、とくに海中に光が届きやすい日中や澄み潮などイカの警戒心が強まる状況でフラッシュブーストが有効です。逆に光が届きにくい曇天や深場、潮が濁り気味のときは、 アントラージュ3.0号の出番。シルエットでイカの視覚を刺激するという使い分けができます。ただ、ときにはフラッシュブーストの透け感のあるボディカラーが効くケースもあります。ノーマルとフラッシュブーストの2タイプのカラーラインナップで、その日のイカの好みに合わせたカラー選択の幅を拡げることができます。

※フラッシュブースト：QT-X30X 001 パープルケイムラ、002 ナマアジのみ

今や日本だけでなく世界各国で、ティップエギングが普及しています。その中で3.5号では抱かせきれないサイズのイカがいます。いわゆる喰い渋りでエギをちょっと小さくするだけで抱くイカがいます。そんな3.5号では抱かせきれないイカを攻略するために生まれたのが、アントラージュ3.0号/3.0号フラッシュブーストです。

使用感はどちらも引き抵抗が軽く、シャクった分、しっかり動かすことができます。そして一番大事なのがアタリを待つとき。ステイ中にエギをピタッと止めやすい。この安定性こそが3.0号の開発で最も重要視した部分です。通常、エギが小さくなるとボディ内部の気室が狭くなってバランスが悪くなりやすいです。ところがアントラージュの3.0号は、ステイ中もフォール中も直進安定性が高いです。そのために設けられたスタビライザーフィンの効果が体感できます。フォール中にエギが螺旋状に落ちづらいからカンナがラインを拾うトラブルも激減するし、直進性が高いから着底が早く、着底がわかりやすいというメリットも生まれます。

使い方は、シーグル3.5号と同じようにシャクってください。号数的に秋のシーズン初期から中盤はとくに有効です。キロがらみのサイズが出る秋終盤や春も、3.5号はイカが触らないというときにも使ってほしいですね。後付けのシンカーがカチッとガタつきなく装着できるので、重めの3.5号を使う状況でも3.0号を送り込めます。3.5号と同等の大型カンナを搭載しているので掛かりも良いし、デカイカをかけたときも安心感もあります。

カラーもティップエギングで実績の高い8色に、澄み潮やスレイカに有効なフラッシュブースト2色をラインナップ。アントラージュ3.0号/3.0号フラッシュブーストをエギのローテーションに組み込むことで、ティップエギングの可能性はもっと拡がりますね。