クリンチ シャロー フラッシュブースト 3.5号

【水中ルアー動画】セフィア クリンチ シャロー フラッシュブースト 3.5号

クリンチシリーズに搭載されるフラッシュブースト機構は、ボディの微弱な振動を内蔵された反射板に無駄なく伝え、ダート中はもちろんフォール中も反射板が揺れてキラキラとアピール。喰わせの間でもフラッシングしてアオリイカを誘います。またクリンチシリーズのフラッシュブースト搭載モデルは、着水後のファーストフォールでイカが抱くケースが多いのも特徴です。この特性はスローフォールでアオリイカにじっくり見せるシャロータイプのエギとも相性が良く、潮になじむようなフォール中に放つ生命感のある明滅が、イカに触腕を使わせます。

フラッシュブーストを使うのはデイがメインになりますが、僕は先に視認性の高いクリンチシャロー3.5号から使います。反応がなければイカが喰い渋っていると想定して、フォールで見切られにくいフラッシュブーストへエギを交換します。フラッシュブーストは反射板のフラッシングをいかすためにボディが透過します。下地テープが入っているエギはほぼ透過しない。この透け感のある、なしで釣果が偏ることもあって、透過するエギのほうが喰うときも必ずあります。そういう意味でもクリンチシャロー3.5号フラッシュブーストは欠かせません。ナイトでもフラッシュブーストが効くことがありますからね。

NEWクリンチシャロー3.5号はエギが安定してフォールしていくため、ナチュラルフォールが可能です。さらに既存のエクスカウンターシャローより潮噛みが良いので、潮の変化も捉えやすくなっています。

クリンチシャロー3.5号フラッシュブーストのダート性能や潮噛み性能、フォールの安定性など基本性能の高さはフラッシュブースト3.5号と変わりません。基本性能がしっかりしている上でフラッシュブーストがいきてきます。イカがエギに興味を示して寄ってきてもフォールで見切って後退ということは良くあります。小魚はイカが近寄ってきたら逃げます。エギは逃げない。イカに見切られる原因の一つです。このときにフラッシュブーストは生き物のように明滅するから見切られにくくなり、イカの抱きを後押ししてくれます。これもダートで寄せてフォールで抱かせるエギの基本性能の高さがあっていきてくる。クリンチシャロー3.5号フラッシュブーストがシャロー撃ちや春の藻場などで喰い渋るイカを仕留めるための一手になるはずです。