「隣で釣られた一杯は、重量調整をサボらなければ自分の一杯だったかも」

ここまでの BEYOND THE LAUNCH記事では、スルピタシンカーに込めた「基本性能へのこだわり」をお伝えしてきました。
釣果を左右する重要な要素「水中姿勢の安定」。
そこへの影響が大きいマスクシンカーだからこそ、徹底的にこだわった点を特にご紹介してきました。
今回の記事では、釣果を左右するもう一つの重要な要素「シンカーの重さ調整」についてご紹介させていただきます。
「シンカーの重さ、どうしたらいいの?」

底取りしやすく、ひと流しで何度も底を取り直せるようにシンカーを重くしたい。
一方で、フォールはゆっくりの方がイカは抱きやすい。
ティップエギングの代表的なスタイル「ドテラ流し」において、このせめぎ合いこそが、シンカーの重量セレクトを難しくしている要因です。
なんとなく重さを選択している訳ではありません。
私の場合は、「底を3回取り直した時に、ギリギリ底を取れるかどうかの重さ」
これをシンカー重量選定の一つの基準にしています。
理由は、3回ほど底を取り直せれば、船長の意図したポイントを外さず、かつ、フォールでも抱いてくる速度だからです。
シンカー調整。分かっちゃいるけど面倒くさい。

この速度がベストだと思う一方で、重量アジャストをなおざりにしているケースもありました。
船長からの投入の合図があって一投目。
「ちょっとフォールが遅すぎるな」「ちょっと底取りが速すぎるな」
そう思った時にアジャストするのがベスト。
分かっていても、付け替えるのが億劫で「そのままでいいか」と続けてしまう。
「隣で釣られた一杯は、シンカー調整をサボらなければ自分の一杯だったかもしれません」
富所氏の釣果の秘密は、シンカー調整のマメさ。

テストでも、安定した釣果をたたき出すインストラクター富所氏。
釣果に繋がっていると感じるのは、シンカー調整のマメさ。
ポイント変更して最初の投入時に感じる少しの違和感。
これを逃さず、シンカーを交換します。
この差を少しでも埋められるように、道具側がサポートして欲しい。
インストラクターの釣果に少しでも近づくために、交換の面倒臭さを解消しようと開発がスタートしたのが、「スルピタシンカー」の簡単交換システムでした。
度重なる実釣テストから導かれた、超実践向きの設計

簡単交換システムのキモは、シンカー上面に設置されたスリット。
このスリットをリーダーが通ることで、スナップを外さずにシンカーを交換することができます。
しかも、片手にロッドを手に持ったままの交換を前提に作った、超実践向きの設計。
細かい寸法などは今の時点でお話できませんが。。。
すべての形状に、度重なる実釣テストから導かれた理由があります。
このあたりは、発売してからのお楽しみ。
また、展示会やイベントなどで詳しくお話しできる機会があるといいですね。