■タックル&ルアー
ロッドはひとり10本近く積む人もいますが、慣れないうちは踏んでしまったりしてトラブルの元になりがち。3~5本ぐらいが扱いやすいでしょう。
忘れ物があるとすぐには取りにいけないことも多いので、ルアーは多めに積んでOK。
■帽子&偏光グラス
安全面、そして健康面からも大事なアイテム。
ボートの上は直射日光にさらされがちなので晴れた日はかなり体力を消耗します。
二人で同船するときはキャストミスで相手にルアーがぶつかる可能性もゼロではないので、頭と目は自分で守りたいもの。
■レインウェア
山上湖やダム湖などは天候の急変が起こりがち。たとえ雨予報が0%でも、必ず雨具は積んでおきましょう。
朝夕や強風時の寒さ対策にもなります。
■ドリンク&フード
いったん釣りをスタートすると、すぐには桟橋に戻れないフィールドも多いので、水分と食料はあらかじめ積んでおきましょう。
真夏のいちばん暑い時期なら、一日で3~4リットル必要になることも。
中型のクーラーボックスがあれば、椅子代わりにもなって便利です。
■そのほか
天気予報も要チェック。
多少の雨ならレインウェアや長靴でしのげますが、むしろ気をつけたいのは「風」。操船の妨げにもなりますし、慣れないうちは落水の危険性も増えてしまいます。
当日の天気予報が「風速5m」以上になっていたら、ボート店に予約する際に要相談です。
「レンタルボートは初めてなのですが、明日の風は大丈夫でしょうか?」
と聞いてみてください。
もしも風速10mに達するようなら、中止したほうが賢明です。
最後に、レンタルボートの朝は早いです。寝不足にならぬよう早めに就寝しましょう。
[ライフジャケット]
ボートフィッシングには絶対に欠かせないアイテム。過去には未着用での落水による、悲しい死亡事故も起こっています。
現在は、小型船舶に乗る際にライフジャケットの着用が法律で義務づけられ、罰則規定も存在します。うっかり忘れてしまったときはボート店で貸してもらいましょう。
国土交通省が試験を行ない、安全基準への適合を確認した「桜マーク」付きのライフジャケットを使用しよう。通販などで購入した海外製品は適用外の場合があるので、必ず確認しておきましょう。