ネクサス ゴアテックス テクノレイヤードスーツ[RT-133W]

熱を溜めつつ、動きやすさにも繫がる生地特性

カーボンを採用した蓄熱効果のある生地

ジャケット、パンツの生地の表地には防水、透湿性能のあるゴアテックス2レイヤーを使用し、裏地にはカーボンを採用した蓄熱効果のある生地を採用しています。裏地は一度暖かくなってからは、なかなか冷えない性能の生地。秋口や春先などの厳寒期以外の時期は、インナーとこのスーツだけで対応することも可能です。さらにこの裏地は、生地表面の滑りも良いため、インナー、ミドラーと着合わせた時に衣類どうしが引っかかることなく、動きやすさにも繫がっています。

裏地には蓄熱効果のあるカーボン糸を採用。

試験結果では、カーボン糸なしの裏地と比較して約2～3度も高い温度をキープ。冬の寒い釣り場でもアングラーの身体を保温してくれます。

触れてみるとスルリとした感触。インナーやミドラーの滑りが良くなるため、レイヤリングコーディネートにおすすめです。通常の裏地と比較し、約55％も最大摩擦力が軽減されています。

動きやすさをとことん分析した立体パターン

磯場の釣りは、コマセワークや、やり取りなど動きだけでなく、磯の上を移動したりと、身体全体を使用する動きの激しい釣りです。そんな磯の様々な動き、身体の可動域を分析し、動きやすさを追求した立体パターン設計を採用しています。またこの立体設計は、レイヤリングで重ね着した際のことも考え設計しています。

磯と擦れる箇所には、高耐久性を備えるゴアテックスを使用

膝下や臀部に配置された200デニールの耐摩耗生地。通常のポリエステル生地の2.47倍、以前の耐摩耗生地より1.25倍も耐摩耗性が向上しています。

顎が掛かる位置を微調整。暖かさもアップ！

前ファスナーを上までしっかりと上げた時、襟の高さによっては不快に感じてしまいます。顎に掛かりすぎて髭を剃ったばかりの肌が引っかかったり、逆に短すぎて冷気が入りやすいなです。そこで、形状、長さを研究し、不快感を感じず暖かさも得られる襟形状、長さに設計してあります。

フローティングベストと一体型にすれば、素早く着脱可能に

フローティングベストとジャケットが一体型になるコンビネーションシステムを採用しています。前のファスナーの脇に、フローティングベストをジョイントできるファスナーが付いており、フローティングベストとジャケットをセットにすることで、一回のファスナーのスライドでスーツ＆ライフジャケットの着脱が可能です。これにより、インナーの着脱による温度調整も容易に行えるとともに、スーツ内が熱くなって休憩中に空気を入れたいと思った時も、一回の動作で一気にリフレッシュすることができます。また一体型にすることで、動いた時にベストだけが振られることが無くなり、より快適に。さらにスマートになることで、足元が見やすくなり安全性も向上します。

クロロプレン部分の面ファスナーで、より手首に密着

手首周りからの水の浸入は、特に冬場は避けたい状況です。そこで袖口は、内袖と外袖の２重袖口を採用しています。内袖はクロロプレン素材でクロロプレン袖の内側はスキン素材になっており、手を通した後にクロロプレン部分に備えられた面ファスナーで留めることで、手首により密着させることが可能です。これにより水の吸い上げが起きにくいのが特徴です。この2重袖口により、魚の取り込み時、手を洗う時など、水に触れる時に気にすることなく作業することが可能です。

キャップでフードを固定し、広い視界を保つ構造

このモデルのフードは、キャップジョイントフードという設計で、フードを被った時にフード内部のツバを出すことで、キャップのツバに固定できる構造を採用しています。固定されることでフードがズレにくいとともに、キャップ自体も雨に濡れず、風でフードがめくれ上がりにくくなります。また、キャップのツバで固定されることで、広い視界が保たれます。またキャップしていない時にフードを被る時は、フードに装着されているツバを収納することができ、フードが前側に垂れ下がらないため、視界が遮られにくい性能も備えています。足元、波打ち際をしっかりと確認することが可能です。

面ファスナーでウエスト部をジャストフィットに

釣りをしている最中に、パンツが少しでも下がってきたりすると、気になってしまいます。そこでウエスト部には程よい太さの面ファスナーが左右に付いており、腰にぴったりフィットさせられる仕様を採用。サスペンダーでパンツが下がるのを防ぐとともに、面ファスナーによって動きの激しい磯釣りでも、ズレを気にすることなく釣りに集中し続けることができます。