ソアレ リミテッド

ソアレ リミテッド / ソアレ ライズショット DI 46SS・46HS

シマノ独自の設計・製造方法により、曲げ、ネジレ、つぶれなど、あらゆる方向に対して、さらなる高強度化を徹底追求。

ロッド性能を根幹から高める基本構造スパイラルXに、ナノアロイ®テクノロジー※により実現した高強度樹脂を用いたカーボンテープを使用。

選りすぐりの素材でさらなる高強度化を実現しました。

一般的な構造との比較で、ネジリ強度1.4倍、つぶれ強度2.5倍を達成（当社比）。

さらにスパイラルX との比較でも、ネジリ強度10％アップ、つぶれ強度15％アップを達成（当社比）しました。

※ナノアロイ®は東レ（株）の登録商標です。

カーボンで一体成型された、逆三角形状のNEW デザインリアグリップ。

中空構造がもたらす、これまでにない軽量感。

ロッド全体に伝わってくる微細な振動さえスポイルしない高感度が特長。

これまでの真円形状から逆三角形状へと進化。肘にあたる部分を平面に近い形状にすることにより肘当て時の安定感が向上。それでいて逆サイドはキャスト時の方向性の決定とグリップ性能の飛躍的な向上に貢献するV字形状。

ライトゲームを極めんがため生まれたソアレオリジナルカーボンモノコックです。

・軽量

・キャストフィールと飛距離性能の向上

・ラインへのダメージ軽減

四角形断面のガイドフレーム

風の流れをガイドが遮っている

円形断面のガイド（X ガイド エアロチタン）

風の流れをガイドがほとんど遮らない

ロッドメーカーの観点から、ブランクスが備える潜在能力を十二分に引き出すために誕生したX ガイド。

「ソアレ リミテッド」のバットガイドに採用されるX ガイド エアロチタンは、軽量チタン中空フレームに、シマノオリジナルの特殊表面仕上げを施した、高強度・高耐摩耗の軽量薄肉金属リングを搭載。

角や凹凸のない滑らかなラウンド形状のフレームはライン抵抗が滑らかで、トラブルを低減し、キャスト時にフレームへラインが当たった場合でも、ラインへのダメージを減らします。

さらに3Dテクノロジーにより設計されたコンパクトなフレームに大口径のリングを搭載することで、ラインの放出抵抗とキャスト時の空気抵抗を低減し、キャストフィールと飛距離性能が向上。

軽さ、トラブルレス、キャスト性能を高次元に融合させたシマノオリジナルの高性能ガイドです。

S68UL-S

アタリを摂る、アタリを作っていく、究極のロッドと私は体感しています。感度が良いと色々と余計な反応、ラインと水面の接触または、風の変化で起きるテンションの変化や、ガイドとラインの摩擦等、雑音を拾ってしまいがちですが、操作性と感度が究極のレベルまで達しているこのロッドはその雑音が何であるかを瞬時にアングラーに伝え、明確に判断させてくれるため、よりアングラーの感性を高めてくれます。その感覚、使用感はそれが1gを切るようなジグヘッド単体を使用しても、5gを超えるようなメタルジグ、もしくはフロートリグを使っても全くブレません。

S73/76UL-S

穂先のソリット部分を付け替えることによって、2つの長さのロッドに変化。実はほとんどの方が、長さが変わるだけと思ってしまいがちですが、単純にそれだけではなく、全く違うロッドに変化します。

ソリット部分がタフテック∞の73のセッテイングでは理想の先調子でバッドは強靭なパワーを持った攻めのロッドとなります。

私が拘っている釣り、ジグヘッド単体でメバルを始めとするターゲットを狙う際、強く意識しているスローな中でのリアクション、それを究極の感度でサポートしてくれます。スローリトリーブからストップ、そしてカーブフォールに移る際に出るアタリの感度は思い出すだけでも鳥肌が立つほど。

76のセッテイングはハイレスポンスソリッド採用。レギュラーテーパーに近い曲がりとなり、大型メバル、尺メバルを狙う際のシンキングペンシルやフロートの釣りを代表とする横の釣りに、究極の操作性と感度をもたらしてくれます。

簡単にまとめると73は究極の縦の釣り、76は究極の横の釣り、でしょうか。

※値段が高いよ！と思う方。その気持ちは十分にわかります。しかし、身近に楽しめるライトタックルゲーム。少し高級なお財布や、腕時計を見に付ける感覚で、いつでもどこでも、肌身離さず！と考えれば惜しくないロッドです。是非、皆さんにも体感していただきたいロッドだと思います。

アジでどうか、メバルでどうかという視点でお伝えすることもできますが、近年、特定魚種に特化した観点でものづくりしているわけではなく、私がフィードバックしてきた内容は、【釣り方】を突き詰めるというところが大いにあります。

その視点からこの２機種について、そしてココでは丹羽の主観をベースに少し突っ込んだカタチでお伝えしようと思います。

S68UL-S

インフォメーション（魚の位置、バイトの仕方）を積極的に取りにいくロッドです。その中で重視したのが、流れ又は深さに起因する魚へのアプローチの方法である、任意レンジへのタッチ＆ゴーです。航空機の訓練のような表現ですが、まさにそれと言えるものでして、ジグ単操作としてはリフト＆フォールしかり、アクション破綻系ジャークしかり。

トドのつまりフォールでバイトをとるという基本概念とその仕様は今までとそう大きくは変わりません（この部分だけでも、異常とも言える材質・部品強化による恩恵は計り知れませんが）。コレだけにとどまらないことこそが、リミテッドが存在する意味なんです。先にお伝えしたタッチ＆ゴーですが、そのレンジでの食うきっかけを作り出すことに、非常に重きを置いてます。

ハイクオリティな魚は、ある特定条件が整ったときに釣れる（時合いの数釣りではない）のはご存知のとおりだと思います。そして、釣る難易度は高いものです。そのときに最適なアクションを生み出すロッドアクションは、決して超高感度ロッドではないということです。高感度を伴いながら、ルアーのアクションをハイクオリティフィッシュ向けにロッドの調子を仕上げています。ココがこのロッドの真髄と言えます。

S73/76UL-S

こちらの機種は、実は２つのレングスを持つロッドになっています。ソリッドティップを用途別に交換できるようになっていて、73はモタれ系バイトに、76は68のアクションは中間的立ち位置で、ロングアプローチを得意としています。特筆点は、73に集約されています。

モタレをとるというのは、なかなか表現しづらいのですが、代表例として居食いの場合、ラインテンションに変化が出ます。コレが俗に言う取れないあたりです。実際にはルアーと魚との接触があるわけなのですが、人間様には非常に分かりにくいものです。日中の場合、目感度を頼ればタフテックインフィニティのおかげで、ティップが少し返るのが分かります。しかし、ローライトコンディションでは、ティップの返りを確認するのは困難を極めます。このモタレを感度として、ヒトが捉えるためには、なんらかの変化を感じる必要があります。

その１つとして、ラインを通じて得られる重みです。つまりフッと抜けるような軽さを感じることができます。コレが取れるようになると、数を伸ばすだけでなく、時期外れのクオリティの高い魚を釣ることができる確率が飛躍的に高まります。言わずもがなではあるのですが、タフテックインフィニティでも、エクスチューンのアジングモデル並みの感度を備えています。

73のティップは一見すると、食い込みの良さばかりが評価されがちですが、丹羽的にはその魅力よりも、破壊的な戦略を行えるロッドとして、唯一無二の存在となっています。

また、このロッドのもう１つの顔として、、魚種を問わない戦略が可能なロッドとして、縦の釣り、横の釣りを展開しています。

是非、シマノが提唱する最高峰のライトゲームロッドを体感してみてください！