従来構造によるレバーブレーキは、レバーを引くと連結しているブレーキシューが、ローターに連結している部品の内壁に押し当てられることでブレーキ力を発生していました。アングラーの意図したタイミングでラインテンションをコントロールすることは可能でしたが、ダイレクト感の強いブレーキシステムであり、効果的に使いこなすには瞬間的なオンオフを繰り返すポンピングブレーキを多用するなど、多少の慣れが必要でした。
これに対し、[EXS(エクス)ブレーキ]はレバーとブレーキシューの間に弾性部品を組み込むことにより、急激なブレーキ力の変化を抑制。ブレーキオフに近い状態から最大ブレーキオンまでを、無段階かつスムーズに調整。レバーを引いても急激にブレーキ力が上がることなく、じわじわと効かせることが可能なため、テンションが緩やかに変わり、ヒットさせたシーバスの変則的な動きをなめらかに制御。バラシやライントラブル軽減を叶えます。
これまでレバーブレーキリールを使用してきた方はもちろん、レバーブレーキリールを初めて試す方にも、その使いやすさを納得していただけるでしょう。使用感はまさにエクストラスムース。これまで以上に、アングラーの思い描く、高次元でのファイト展開を実現します。