放熱性、耐久性向上で
対大物戦略が進化

ドラグはラインにかかる負荷を軽減し、ラインブレイクのリスクを低減する重要な役割を担っています。特にマグロなど大型魚の走りは早く、走る距離も長いため、ファイトに掛かる時間も長くなります。潮の流れが速いエリアなどで掛けると一気に走られてドラグが熱を持ち、ダレてしまうことがあります。
このため、大型魚を無理なく確実に止めるには、ドラグ部の高い耐久性と放熱性が重要となります。

『Xタフドラグ』は、ドラグ内の各ワッシャを金属とカーボンのみで構成し、スプールを上下両方向から支持する構造となっています。この設計により、ドラグ部の耐久性と耐熱性を向上させています。

長時間の使用に耐えうる設計がされているだけでなく、大型魚に強く引っ張られる際にもスムーズに反応しラインブレイクを防ぐため、さまざまなシチュエ―ションで信頼性の高いパフォーマンスを発揮します。

2025年、「Xタフドラグ」がさらなる進化を遂げました。それが「XXタフドラグ」です。
各ドラグパーツには金属と摩耗に強いカーボンワッシャを採用。スプール構造を進化させたことで、従来までスプールの下部にのみ配置されていた大径ドラグワッシャに加え、上部にも大径のドラグワッシャを配置しました。
これにより、ドラグの安定性と耐久性がさらに向上し、スプールが高テンションで回り続けることで発生する熱ダレへの耐久性も向上。大物狙い、とくにドラグを出されるタフな釣りにおいて、その違いをより実感できることでしょう。