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“シマノがつくるアパレル”のさらなるブランド価値向上を目指して

A.Sさん / 2022年入社

A.Sさん 2022年入社

大量生産・大量消費よりも、
こだわり抜いたものづくりを大切にしたい

大学ではスポーツ科学を専攻し、スポーツに携わりつつお客様に近い立場で仕事をしたいと考えていました。卒業後、愛知県で就職した前職のスポーツ系小売業では、アパレルのオリジナルブランドの企画部門で、販売データの分析や市場の顧客のニーズを掘り下げて考えながら、商品構成、商品企画などのマーケティングを担当していました。

15年以上その会社に勤め、ある程度の経験と実績を重ねてきたころには、世のトレンドは低価格の大量生産・大量消費より、少量でもこだわり抜かれたものを所有するミニマル志向に移行しつつありました。自分自身が従来の販売形式に疑問と限界を感じ始めていた矢先、家族の都合で地元の関西に戻ることになり、転職のチャンスが訪れました。

「同じものづくりでも、今度は1つひとつにこだわりをもちながら、少量でも顧客満足度を上げられるような仕事がしたい」。そんな思いで企業探しをしていたときシマノに出会い、詳しく調べてみて、ここなら自分のやりたいことができるのではと思い入社を決めました。

ターゲットごとに必要な機能・品質を追求する

ターゲットごとに必要な機能・品質を追求する

入社以来、釣具事業部のアパレル商品の企画に携わっています。シャツやパンツ、帽子、アクセサリーなどの市場ニーズを探りながら、釣りのシーンに合わせた機能・品質を考え商品構成や商品企画を実施します。企画を立ち上げたら、デザインチームや購買チームと協力して実際のサンプルに落とし、様々なテストと改善を繰り返して商品化につなげていきます。商品化が決まれば、今度は宣伝チームと協力してその製品の魅力を最大限伝える方法を模索しつつPR戦略を考え、お客様に訴求を行います。

私は釣りがほぼ未経験でしたが、入社後は社内のメンバーに教わりながら様々な釣りにチャレンジし、また小売店やインストラクターの皆さんとも密にコミュニケーションを取り、意見を伺いながら市場のニーズや製品への改良につなげています。

釣りのアパレルは自然というフィールドで使用されます。そのため、例えば、大きな寒暖差や強い潮風、海水にさらされたり、ときには激しい動作が必要になったりという過酷な環境下でも快適に釣りをしていただけるよう、非常に厳しい社内の品質基準を設けています。さらに、釣種も多種多様で、それぞれの特徴に対して求められる機能も異なるため、ターゲットごとに必要な要素を突き詰めて考える必要もあり、日々試行錯誤をしています。

ものづくりで一番大切なのは、なんといっても顧客目線に立つこと。つくり手が「これはいい!」といくら自信を持っていても、その魅力がお客様に伝わらなければ自己満足で終わってしまいます。ものが溢れているこの時代だからこそ、本当にお客様にとって必要なものは何なのかを常に正確に見極めながら、妥協のないものづくりを行っています。

また、仕事を進める上ではチームワークを非常に大切にし、密なコミュニケーションと情報共有を常に心掛けています。ものづくりは一人ではできません。様々な役割を担ったメンバーと協力して最高のものをつくりあげていくため、ものづくりの一番上流工程にある企画者は、商品への想いや意図を全てのメンバーにしっかりと共有し、志をひとつにして製品をつくりあげていかなければなりません。

“釣具メーカー”のシマノだからこそできるアパレルとは何か

“釣具メーカー”のシマノだからこそできるアパレルとは何か

アパレル業界は競争が激しく、低価格でも高品質なもの、ファッション性の高いものは世の中にたくさんあります。釣具メーカーであるシマノがアパレルをつくるからには、他とは異なる機能性や品質を追求することこそが一番の使命だと考えています。ハード製品と比べると市場での認知もまだまだ発達段階ではありますが、まずは釣り市場の中で、釣り好きの人、釣りにこだわりをもつ人たちにシマノのものづくりスピリットを反映させたアパレル製品をお届けし、広く長くご愛顧いただけるユーザー様を獲得することによってブランドイメージを高めていければ、そこからさらに市場を拡大していけるのではないかと思っています。

情熱を持ってチャレンジできる環境がある

情熱を持ってチャレンジできる環境がある

私が所属する釣具事業部はまさに釣り愛好者の集まりで、自分の好きな製品をつくって世の中に届けたいという情熱に燃えるメンバーばかりと言っても過言ではありません。つくる立場だけではなく、ユーザーの立場からもいろんな意見が飛び交い、それが製品に反映できることが、シマノならでは、ものづくりにこだわる会社ならではの強みだと感じています。

入社時、私は釣りをするのがほぼ初めてでしたが、社内外の皆さんに教えてもらいながらいろんな新しいことにチャレンジしていくうち、初心者だからこそ気づくことのできる発見もありました。シマノには、他社から来た方や釣りをしたことがない方でも臆することなく新しいことを発想し、発言し、チャレンジできる風土があります。新しい考えや意見がシマノのものづくりを発展させる無限大の可能性もあります。


興味を持って新しいことにチャレンジする精神が旺盛な人なら、きっとシマノで楽しく働けると思います。

A.Sさん インタビュー動画

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